12月7日、1年以上取り組んできたディールがようやくクロージングした。2006年、僕はただただこの日を目標に頑張ってきた。この成功を何度夢に見たことだろう。
東京証券取引所での記念式典も英国大使館でのレセプションももちろん素晴らしかったけれど、クライアントのCEO、COOが喜んでいる笑顔、そして僕に掛けてくれた言葉が最高の勲章になった。「君がいたからこそ、今日の私たちがあるんだ」。嬉し涙が止められなかった。
1日の最後、別れ際にCEO、COOに呼び止められて小さな小包を渡された。中身はティファニーのカフスボタン。僕のイニシャル「N.S.」とこの日の日付「7.12.06」が刻まれていた。CEO、COOがポケットマネーから買ってくれたらしい。僕にはまだまだ身分不相応なものだけれど、一生の宝物にして、いつかちゃんと似合うビジネスパーソンになってみせたい。
クライアントは僕に感謝してくれているけれど、御礼を言わなければならないのは僕の方。自分たちが大切に育て上げた会社の命運を未熟な僕に委ねてくれた。恐らくは聞き入れがたいものも多々あっただろうに、いつも僕のアドバイスに従ってくれた。信じてくれたこと、そしてこんなにも素晴らしいディールに携わらせてくれたことに、感謝してもしきれない。「あなた方がいたからこそ、今日の僕があるんだ」、心からそう思う。
ディールに取り組んでいた1年間は、充実して幸せだった。この1年間応援してくれたみんなに、この場を借りて御礼を言いたい。本当にどうもありがとうございました。
おめでとう。
最上級のほめ言葉と素敵な贈り物ですね。
いいお仕事をされていることが文章全体から伝わってきました。
投稿情報: ピロミ | 2006-12-09 20:57
>ピロミさん
コメントどうもありがとうございます。
お褒めの言葉預かり、恐縮です。
より精進いたします。
投稿情報: Shibuya | 2006-12-10 09:47